2016年9月3日土曜日

藍の生葉染め 生葉の溶液で絹を染める



南信州飯田市で、
古き美しさあふれる日本の文化
きもの、そして、染めの魅力をお伝えする
創作染工房【久】の中島です。



「藍の生葉染め」の続きです。


前回は藍の葉っぱの刈り取りをご紹介しました。

いよいよ

今回は

絹のハンカチ、ストールを染めていきます。





生葉の重さに合わせて、水の分量を決めて

ミキサーを使って葉っぱをより細かくすると

手際よく効率よい、濃い藍の色素が抽出できます。




         ミキサーにかけた生葉の溶液は、ろ過します。





  ろ過した溶液はゆっくりしていると

  次第に染まらなくなってくるので

  ろ過したら、すぐに染めてしまいます。







  抽出した溶液に水に浸けておいた

  ハンカチ、ストールを浸けるのですが・・・

  ここでアドバイス☆彡

  手早く、何回も空気に触れるように、

  写真のように繰り返します。

  そして、手や衣服にも染まりやすいので、

  エプロン、ビニール手袋を忘れずに~(^^♪


  空気に触れるごとに、染めた絹のハンカチ、ストールは

  みどり色に変化して

  濃く染まっていきます。


  その後、流水で水洗いをします。

  ここでアドバイス☆彡

  水中の酵素により発色するので、

  しっかり青色になるまで水洗いしてくださいね。

  この時の水は

  井戸水ならもっと最高!!






    ピンチで吊るして

      自然乾燥~~~

           日陰干しします。

    

    乾いたら、軽くアイロンをかけて

    完成!!!

    


    いかがでしたか?

    次回は、「藍の生葉染め」最終回、
    
    ~木綿のハンカチで染める~を

    ご紹介します。

    ご期待ください!

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