藍の生葉で木綿のハンカチ、
絹のストールを染めてみました!!
南信州飯田市で、
古き美しさあふれる日本の文化
きもの、そして、染めの魅力をお伝えする
創作染工房【久】の中島です。
今年の春に種を撒いて、育ててきた藍。
大型のプランター3つに、ぎっしりと成長し
いよいよ、夏の染め
「藍の生葉染め」の季節となりました。
一年に二回染めることができます。
自分で育てた藍で、帯上げを染めたいなぁ~
という気持ちでいっぱいです!!
第一回は、8月7日(日)午後1時から
【久】の工房前で、テントの中の作業です。
この日は最高気温が37度
真夏の暑さは体に堪えます~が
参加者の皆さん、汗を拭きながら、
そして、水分補給も忘れずに
熱心に染めのアドバイスに、耳を傾けていらっしゃいます。
「藍の生葉染め」
詳しくお伝えしたいので、数回に分けて
お届けいたします。
今回は
◇藍の葉っぱの刈り取りです。
春に蒔いた種から生育した蓼藍を、8月初旬頃
花が咲く直前に刈り取ります。
その頃の🍂が、藍の色素を多く含んでいるからです。
ここで、大切なアドバイス~☆彡
刈り取るときは茎の根元を少し残して、刈り取りましょう。
そうすると、残しておいた芽からまた芽が出て、9月頃にもう一度
収穫できます。
藍染めが二度楽しめちゃいます!!
刈り取った🍂の茎は取り除きます。
藍の🍂を細かくし水に浸けて、揉んだりミキサーにかけて
ろ過すると、生葉の抽出液がとれます。
生葉染めでの染め方には、抽出した溶液だけで染める方法と
アルカリ剤とハイドロを加えて藍をたててから
染める方法があります。
今回はどちらの方法もチャレンジしました!!
どの植物や自然の染めには、
欠かすことができない
とても大切なことがあります。
それは「水」
「水」なんです!
「水」は、浸すとき、抽出した溶液を出すとき、
水洗いするときなど
いろいろなシーンで使われます。
ですから・・・
【久】の工房はでは、染物をはじめて
古くから井戸水を使っています。
水道水はカルキなどの薬剤が入っているため
微妙な化学反応を起こしやすく
美しい色を出すことができません。
大切なアドバイス☆彡
染めの命は、やはり
「色」です。
次回はいよいよ
生葉の溶液だけで染めてみましょう☆
詳しくお伝えいたします。
ご期待ください!!!
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