2013年8月1日木曜日

きものでペアールックって楽しい!

こんばんは!
南信州飯田市は東の空が夕日で赤く染まっています。
夜になってようやく、すこし涼しくなりました。

先日、東京の業者さんから、男物のきものの染の依頼をいただきました。
麻の葉の小紋柄に矢羽の小紋柄をコラボさせ、太い縦縞が一本伸びた
モダンな小紋染めの加工をいたしました。

女性ものは浜ちりめんのはんなりした質感が魅力!
男性物は白大島に染めて、シャキッとしたマット感がいいですね!
きもののペアールック~なんでしょうか?

このきものに染めた小紋文様、麻の葉の文様には大切な意味が・・・

すべての葉っぱを天に向けていること
また、お互いが繋がりあって文様が成り立って、出来上がっていることです。
繋がる文様なので吉祥文様としても用いられています。

ここからは私の先生、中谷比佐子先生のお話とともにお伝えします。
すべての葉っぱを天に向けていること。
また、故人との繋がりを意識して不祝儀の時にも使うんですね
しかも一年中どの季節にも登場!
私は、不祝儀の時に着用するというのにはびっくりしました。

麻の葉文様の大麻は、何より90日で3メートルも伸び
しかも繊維を始め衣食住すべてに亘って活用できるので
昔の日本人にとって特別な思いがあったのかもしれませんね。

赤ちゃんの産着にもおしめにも大いに活躍でした。
長男の誕生の時は黄色の麻の葉のネルのきものでしたが・・・

今は赤ちゃんが最初にくるまれる布はバスタオルですね。
麻の葉おくるみや産着は、もう、見られなくなりました。





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